「株式会社スズキ工芸」のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、奄美大島とマベパールについてご紹介を致します。
マベパールの生みの親であるマベ貝が生息する地域は、フィリピンやカリブ海などの熱帯および亜熱帯地方です。そして、マベ貝にとっての生育の北限(最も寒い位置)といわれる奄美大島で採れるマベパールは、世界で一地番美しい真珠層を持つと言われています。
世界で一番美しいマベパールが育つ島:奄美大島について
鹿児島県に属す奄美大島は九州と沖縄の中間地点にあり、東京から直行便で2時間程度です。奄美大島は、手つかずの大自然が残る、空気も海水も澄み切った本当に美しい南国の島です。マベ貝が育つ青く澄む海水は底まで透き通っています。
マベパールが育つ奄美の海
南国の海と聞くと穏やかなイメージが湧くかと思いますが、天然のマベ貝はプロの漁師でも近づくことが難しい、潮の流れがたいへん速い水道部のサンゴや岩礁などに付着して生息しています。また、そもそもの生息数が少ない事から、天然のマベパールは、「幻のパール」と呼ばれていました。
奄美で育ったマベパールの特徴
激しい海流にもまれるきびしい環境下で育ったマベ貝は、他の真珠母貝に比べても筋肉質でたくましい身体をしています。(アコヤ真珠を生むアコヤ貝などは穏やかな内海に棲んでいます)
この身の引き締まった、強い体力を持つマベ貝だからこそ、虹色に輝く鮮やかなテリを持つ、美しくキメの細かな真珠を生み出すことが出来るのです。
きめ細かく虹色に輝く上品質のマベパールはこうした素晴らしい奄美大島の自然からの贈り物以外の何ものでもありません。
スズキ工芸のマベパール
スズキ工芸のマベパールはそんな奄美大島産のマベ貝を母貝としております。
スズキ工芸は1975年からマベパール製品の加工を行い、オリジナルジュエリーを制作してきました。
本サイトのコレクションのページ、ブランドのページから実際のジュエリーをご覧いただけます。
また、2021年2月にオープンしたオンラインショップでは、マベパールジュエリーを購入することも可能です。
是非、ご覧頂けたらと存じます。
マベパールと他の真珠との違い
2021.04.20
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今回は、マベパールと他の真珠との違いについてご紹介を致します。
真珠母貝と真珠の種類
真珠の養殖には、様々な種類の母貝が利用されており、それぞれの母貝によって、出来る真珠の種類が異なってきます。
真珠母貝 | 真珠の種類 |
マベガイ(まべ貝) | マベパール |
アコヤガイ(阿古屋貝) | アコヤ真珠(和玉) |
シロチョウガイ(白蝶貝) | 南洋玉(白南洋玉・黄(ゴールデン)南洋玉) |
クロチョウガイ(黒蝶貝) | 南洋黒真珠(タヒチ黒蝶真珠) |
それぞれの真珠の特徴
異なる母貝から生まれた真珠にはそれぞれの特性があります。色や厚さなど、それぞれの特徴を以下にまとめておりますのでご覧ください。
マベパールの特徴
マベパールの大きさは13~15mmが主流。
マベ真珠パールの最大の魅力は、独特の美しい虹色の光沢です。(マベパールについてもっと詳しく)
一般に『マベパール』というと、半形真珠の代名詞のようになっていますが、本来はマベ貝から取れるものだけを指します。ちなみに半形真珠は、白蝶真珠や黒蝶真珠でも創られています。
半形真珠のジュエリーを購入される際には、母貝をきちんと確認することが大切です。
また、マベパールが産まれる過程は他の真珠とは異なり、母貝の内側に直接核を挿入し、その核が貝の内側の真珠層に覆われる事によって生成されます。
アコヤ真珠の特徴
アコヤ真珠の大きさは6~8ミリが主流。
アコヤ真珠は世界で最も一般的な真珠で、日本では「和珠」とも呼ばれます。
南洋玉の特徴
南洋玉の大きさは10~15ミリが主流。
この大きさからくる華やかさと、巻きの厚さからくる重厚で格調の高いイメージが、白蝶真珠の一番の魅力。
貝の内面の縁が銀白色のものと金色のものがあります。
南洋黒真珠の特徴
黒真珠の大きさは8~12ミリが主流。
黒系、グリーン系、グレー系などが多く、深みのある神秘的な輝きが特徴です。
9割以上をタヒチ産が占めていることから、『タヒチ』と産地名で呼ぶ人もいます。
スズキ工芸のマベパール
スズキ工芸のマベパールは、すべて奄美大島産のマベ貝を母貝としたものを使用しております。
スズキ工芸は1975年からマベパール製品の加工を行い、オリジナルジュエリーを制作してきました。
本サイトのコレクションのページ、ブランドのページから実際のジュエリーをご覧いただけます。
また、2021年2月にオープンしたオンラインショップでは、マベパールジュエリーを購入することも可能です。
是非、ご覧頂けたらと存じます。
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今回は、マベパールの母貝であるマベ貝の輝きについてご紹介致します。
優しく柔らかいテリの「あこや真珠」の輝きが「月のしずく」に例えられる一方で、
その結晶の薄さ・結晶の規則的な並び方・層の厚さから生まれる鮮やかなテリから、
マベ貝の輝きは「太陽のひかり」に例えられます。
また、一般的に真珠と言えば白色か黒色ですが、マベ貝の母貝は各個体、角度によって千変万化の虹色に輝き、その美しさには別格の趣があります。
あるものは淡いピンクやバラ色に、あるものはクジャクの羽のように紫やグリーンに輝きます。
また、あるものは爽やかで静かな満月のような光を放ち、稀には黄金色に輝くものもあります。
このようなマベ貝の神秘的な輝きは、しばしば「世界で一番美しい真珠層」と称されます。
マベパールについてもっと詳しく
そして、そんなバラエティ豊かな色と光沢をもつマベ貝が産み出すボリューム感のある個性的な半円真珠、それがマベパールです。
スズキ工芸はひとつひとつ輝きの異なる、そんなマベ貝と向き合い、世界にひとつしかないマベパールジュエリーを1975年から製造販売しております。
また、2021年2月にはマベパール宝飾品をオンラインで購入頂けるオンラインショップも開設致しました。
こちらも併せてご覧ください。
これからも、スズキ工芸を何卒よろしくお願い申し上げます。