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今回は、マベパールと他の真珠との違いについてご紹介を致します。
真珠母貝と真珠の種類
真珠の養殖には、様々な種類の母貝が利用されており、それぞれの母貝によって、出来る真珠の種類が異なってきます。
真珠母貝 | 真珠の種類 |
マベガイ(まべ貝) | マベパール |
アコヤガイ(阿古屋貝) | アコヤ真珠(和玉) |
シロチョウガイ(白蝶貝) | 南洋玉(白南洋玉・黄(ゴールデン)南洋玉) |
クロチョウガイ(黒蝶貝) | 南洋黒真珠(タヒチ黒蝶真珠) |
それぞれの真珠の特徴
異なる母貝から生まれた真珠にはそれぞれの特性があります。色や厚さなど、それぞれの特徴を以下にまとめておりますのでご覧ください。
マベパールの特徴
マベパールの大きさは13~15mmが主流。
マベ真珠パールの最大の魅力は、独特の美しい虹色の光沢です。(マベパールについてもっと詳しく)
一般に『マベパール』というと、半形真珠の代名詞のようになっていますが、本来はマベ貝から取れるものだけを指します。ちなみに半形真珠は、白蝶真珠や黒蝶真珠でも創られています。
半形真珠のジュエリーを購入される際には、母貝をきちんと確認することが大切です。
また、マベパールが産まれる過程は他の真珠とは異なり、母貝の内側に直接核を挿入し、その核が貝の内側の真珠層に覆われる事によって生成されます。
アコヤ真珠の特徴
アコヤ真珠の大きさは6~8ミリが主流。
アコヤ真珠は世界で最も一般的な真珠で、日本では「和珠」とも呼ばれます。
南洋玉の特徴
南洋玉の大きさは10~15ミリが主流。
この大きさからくる華やかさと、巻きの厚さからくる重厚で格調の高いイメージが、白蝶真珠の一番の魅力。
貝の内面の縁が銀白色のものと金色のものがあります。
南洋黒真珠の特徴
黒真珠の大きさは8~12ミリが主流。
黒系、グリーン系、グレー系などが多く、深みのある神秘的な輝きが特徴です。
9割以上をタヒチ産が占めていることから、『タヒチ』と産地名で呼ぶ人もいます。
スズキ工芸のマベパール
スズキ工芸のマベパールは、すべて奄美大島産のマベ貝を母貝としたものを使用しております。
スズキ工芸は1975年からマベパール製品の加工を行い、オリジナルジュエリーを制作してきました。
本サイトのコレクションのページ、ブランドのページから実際のジュエリーをご覧いただけます。
また、2021年2月にオープンしたオンラインショップでは、マベパールジュエリーを購入することも可能です。
是非、ご覧頂けたらと存じます。